評論集
一隅より
(いちぐうより)
 第1評論集、評論19篇・詩1篇収録。
 1911
(明治44)年7月、金尾文淵堂刊行。
 

 (収録作品)
  「産屋物語」「婦人と思想」「新婦人の自覚」「婦人の青春時代」「雨の半日」
  「女子と都会教育」 「清少納言の事ども」「日常生活の簡潔化」「歌を詠む心持」
  「新婦人の手始」「産褥の記」 「離婚に就いて」「座談のいろいろ」「女子の独立自営」
  「私の宅の子供」「日記の断片」「産褥別記」「老先輩の自覚」「雜記帳」

雑記帳
(ざっきちょう)

 第2評論集、評論16篇収録。
 1915
(大正4)年5月、金尾文淵堂刊行。

 (収録作品)
  「エトワアルの広場」「男と女」「理智に聴く女」「私の文学的生活」「偶感と直覚」
  「私の貞操観」「折々の感想」「櫛笥のうち」「二人の女の対話」「鏡心燈語」
  「婦人問題雜感」「自由劇場の印象」「婦人の服裝」「夏の旅」「川」「秋」 
人及び女として
(ひとおよびおんなとして)
 第3評論集。評論65篇収録。
 1916
(大正5)年4月、天弦堂書房刊行。
 
 (収録作品)
  「自序」「幸福な現在の女」「女子と読書」「時勢と青年婦人」「私達婦人の要求」ほか

我ら何を求むるか
(われらなにをもとむるか)

 第4評論集。評論115篇収録
 1917
(大正6)年1月、天弦堂書房刊行。

 (収録作品)
  「小序」「私自身の現状」「男女の本質的平等観」「自重を知らない母」ほか

愛、理性及び勇気

(あいりせいおよびゆうき)


 第5評論集、評論81篇収録。
 1917(大正6)年年10月、阿蘭陀書房刊行。

 (収録作品)
  「産褥にて書ける自序」「文学に志す若き婦人達に」「将来の男女道徳」
  「実生活の意義に就て」「自己の要求を徹底せよ」「人と自尊」「理論の正しい解釈」
  「貞操を破る者は男子」「女は道徳的である」「警句の価値」「私の執筆の態度」
  「新しい富豪階級の婦人達に」「女子と高等教育」「小学教育と文体」「過失と冒険」
  「紫式部の伝記に関する私の発見」「我国文人の物質的報酬」「平凡な均一を破れ」
  「ス嬢の自由飛行を観て」「高度の生活への憧憬」「婦人の文章の進歩」
  「年下の男子と結婚することの危険」「婦人問題に関する世論の進歩」「夢の影響」
  「婦人より観たる日本の政治」「女子と貞操観念」「日本婦人の特色は何か」
  「新道徳の要求」「我国婦人界の急進的傾向」「三種の結婚」「婦人装飾の心理」
  「派手な婦人装飾」「物事の価値」「生活の変化」「青年と老人」「真実の力」
  「恋愛と性欲」「東京の風景」「教育界の不法専制」「女子理性の恢復」「婦人と文学」
  「政争以外の政治」「婦人と政治運動」「新体詩の作り方」「婦人参政権要求の前提」
  「良人の選択」「摸倣しながら模倣を突破せよ」「聡明・慎重・勇気」「真実へ」
  「風紀取締の偏頗」「平出修氏の夢」「嘉悦女史の感想を読みて」「世界婦人の飛躍」
  「芳川鎌子さん情死」「芳川鎌子さん情死(再び)」「一切の自殺を排す」「思想と経験」
  「妻の人格を認められない時」「如何なる人を代議士に選ぶか」「優能な子女の保護」
  「最近に観た二つの芝居」「桜の歌を注釈す」「愛情教育の急務」「宿命か、自律か」
  「選挙に対する婦人の希望」「愛の訓練」「富豪の社会的貢献」「危険に対する自覚」
  「スチンソン嬢に」「過度な都会婦人の敬語」「ストラウト嬢の醜業婦救済意見」
  「物事の真実を正視せよ」「家政に対する私の解釈」「避暑の心理」「私の新聞観」
  「婦人の実行的勇気」「学校教育の影響」「男子と同じく思想したい」「婚約の可否」
  「生後百日頃までの我子」「無意義な婦人団体」

若き友へ
(わかきともへ)

 第6評論集、評論75篇・詩24篇収録。
 1918
(大正7)年5月、白水社刊行。
 装幀は、中沢弘光。


 (収録作品)
  「自序」「私自身の未来」「三面一体の生活へ」「愛は平等、教育は個別的」
  「婦人の愛情」 「結婚の現代的意義」「九州旅行の印象」「秋が来た」「我等」「自然と人」
  「神より人へ」 「農民の心」「伝統主義に満足しない理由」「紫式部の貞操に就て」
  「家庭に就ての反省」 「愛と理性」「日本人の常食」「新時代の勇婦」「形式教育の一弊」
  「人生の標準」 「女中に対する私の考」「産前の恐怖」「子を亡くして」「小学女教員大会」
  「私自身に対する反省」 「芳賀博士の議論を読みて」「小学女教員大会への希望」
  「東京文科大学の公開講演」 「富豪の人道的貢献」「活動写真と未成年者」「詩に就て」
  「広重模様を見て」 「小売商の取締」「私達の宗教」「本末軽重の顛倒」「私達の愛国心」
  「戦後の日本」 「男女道徳上の一疑問」「梅原龍三郎さんと仏蘭西精神」「室内の花」
  「婦人の書くもの」 「婦人矯風会の人達に」「教育界最近の恨事」「風水害後の或日」
  「学校に於ける兵式体操」 「婦人の経済的独立」「不徹底な議論をする人」「黒い色」
  「婦人に必要なこと」 「男女平等主義の新傾向」「自分を知る方法」「資本家階級の自覚」
  「日米協約に現れた我国の態度」 「婦人界の新趨勢」「山室軍平氏の再婚」
  「女子教育家の迎合主義」 「1917年の暮に」「義金の寄贈と勧誘に就て」「正月の気分」
  「婦人と戦後の理想」「紅梅の前にて」 「希望の選択」「女子の職業的独立を原則とせよ」
  「姑息な学制改革」「戦争に関する雑感」「官公吏の商人化」「古語の濫用と誤用」
  「女の顔」「肉食と戦争」「女子の徹底した独立」「家庭改良の要求」「贈答品に就て」
  「物価の暴騰と応急手段」「何故の出兵か」「完備した女学校が無い」「不死鳥問答」

心頭雑草
(しんとうざっそう)

 第7評論集、評論39篇・詩21篇収録。
 1919
(大正8)年1月、天佑社刊行。
 装幀は、津田青楓。


 (収録作品)
  「心頭雑草の初めに」「未来の婦人となれ」「女子の偏見を反省す」「平和思想の未来」
  「先づ個人的に目覚めよ」「指導者側の男子達に」「私の要求する新人」「愛と人道主義」
  「物価暴騰と廉買市」「若宮卯之助氏の議論」「遺伝と教育に関する疑問」
  「婦人と経済的自覚」「新しい職業婦人」「学校衛生に就て」「犠牲より独立へ」
  「経済結婚を排す」「日本婦人と食物」「女人禁制の一事実」「出兵と婦人の考察」
  「廃物利用を評す」「女学校の一弊」「意外なる速成」「男子の言葉使ひ」「暗黒の底より」
  「食糧騒動に就て」「米の廉買と富豪」「公設市場、公設質屋、享楽税」「個人差」
  「人類共通の目的へ」「創造の享楽」「平塚さんと私の論争」「絵書の見かた」
  「私の好かない女」「人間の孤独性」「平塚・山川・山田三女史に答ふ」「労働と婦人」
  「中元の贈答」「欲望の調節」「女子教育と家族制度」「官能と聡想」

激動の中を行く
(げきどうのなかをゆく)

 第8評論集、評論27篇収録。
 1919
(大正8)年8月、アルス刊行。

 (収録作品)
  「本書の著者の祈願〔自序〕」「激動の中を行く」「婦人改造の基礎的考察」「雑記帳より」
  「デモクラシイに就て私の考察」「生活の消極主義を排す」「建築と衣服」「敏感の欠乏」
  「教育の民主主義化を要求す」「詩歌を愛せぬ生活」「私達労働婦人の理想」
  「資本と労働」「理想的婦人と感情的婦人」「女子の智力を高めよ」「折折の感想」
  「婦人の禁酒運動に反対す」「自ら責めよ」「二つの質問」「非人道的な媾和条件」
  「婦人雑誌の妥協的傾向」「婦人も参政権を要求す」「普通選挙と女子参政権」
  「似非普通選挙運動」「堺枯川様に」「松井須摩子さんの死」「私と宗教」「屋根の草」
  「男子も先づ「人」となれ」

女人創造
(にょにんそうぞう)
 第9評論集、評論43篇収録。
 1920
(大正9)年5月、白水社刊行。

 (収録作品)

 「自序」「女子と詩歌」「人間性の教育」「生命の芸術」「婦人より見たる我国の政界」
  「婦人指導者への抗議」「階級闘争の彼方へ」「予言の芸術」「平等主義の実現」
  「質の改造へ」「最近の婦人運動」「婦人の要求する自由」「私の要求する国家」
  「女子と政治」「女子の活動する領域」「一切の人間が働く社会」「思想と実行」
  「女子の社会問題研究」「寧ろ父性を保護せよ」「寒菊の葉」「死の恐怖」「五月は春」
  「東洋思想の回顧」「工場婦人の覚醒」「海辺より帰りて」「国際的正義へ」
  「労働問題と愛」「外来思想の研究」「女子の団体運動」「新婦人協会の請願運動」
  「女子を持つ親達に」「床次内相の再婚」「堀口公使夫人の日本婦人観」
  「女中を解放せよ」「学生の制服」「女教師達に」「女子の読書」「聡明な男子達に」
  「女子の多方面な活動」「女子と高等教育」「雛壇の下にて」「生活改善の第一基礎」
  「実質なき婦人団体」「教育界の専制思想」

人間礼拝

(にんげんらいはい)

 第10評論集、評論52篇収録。
 1921
(大正10)年3月、天佑社刊行。
 装幀・図案は、正宗得三郎。巻頭に、与謝野晶子の写真あり。

 (収録作品)
  「自序」「一つの覚書」「人間生活へ」「老へる生活」「自己に生きる婦人」「奢侈の理想」
  「女子と職業」「親としての男女協力」「婦人団体の威力」「賃銀の標準率」「近頃の私」
  「批評は好悪です」「文化人と自然人」「婦人界の小反動思想」「産婦と能率」
  「交通機関の不足」「神戸の貧民窟を観て」「美くしい贈物」「一つの警告」「汗を拭きつつ」
  「不完全な日常生活」「新作の童謡に就て」「西村あや子さん」「思想の流動と深化」
  「階級思想に囚れた改造運動」「治療と衛生」「芭蕉の俳句」「女中の職業的意義」
  「都会へ来たい女子達へ」「奈良女子高等師範学校の退学処分」「性的特徴に就て」
  「政治に対する女子の參与」「苦中真珠(折々の随筆)」「或女教師の捨児事件」
  「女子の洋装」「過去一年の回顧」「1920年を送る」「歳末の忙しい中にて」「正月雑話」
  「九條武子夫人の歌集」「女子の頭脳の働かし方」「男女分業思想の崩壊」「初島紀行」
  「女子と家庭職業(家庭職業研究会の亀井孝子さんに)」「斎藤茂吉さんに答ふ」
  「伊豆山より」「創作と批評」「歌を作る心理」「「女らしさ」とは何か」「人間的要求と議論」
  「新人の出現に待つ」「文化学院の設立に就て」「尾崎行雄氏の軍備縮小論」

愛の創作

(あいのそうさく)

 第11評論集、評論70篇収録。
 1923
(大正12)年4月、アルス刊行。
 装幀は、広川松五郎。巻頭に与謝野晶子の写真あり。

 (収録作品)
  「自序」「若き人人に」「個性の軌道」「私の立場から」「人間性へ」「愛の創作」ほか

砂に書く

(すなにかく)

 第12評論集、評論61篇収録。
 1925
(大正14)年7月、アルス刊行。
 装幀は、広川松五郎。


 (収録作品)
  「自序」「個性の竝存」「批評の過信」「感情と理性」「苦悶と解決」ほか

光る雲

(ひかるくも)

 第13評論集、評論75篇収録。
 1928
(昭和3)年7月、実業之日本社刊行。

 (収録作品)
  「自序」「自由思想家」「人の素質」「個人の力」「女も一人前に」「勤労生活へ」ほか

街頭に送る
(がいとうにおくる)

 第14評論集、評論68篇・詩2篇収録。
 1931
(昭和6)年2月、大日本雄弁会講談社刊行。
 装幀は、広川松五郎。写真あり。

 (収録作品)
  「自序」「健全な心」「人生の本流」「親として」「女子と思想」「詩に就いて」ほか

優勝者となれ
(ゆうしょうしゃとなれ)
 第15評論集、評論50・詩や歌も収録。
 1934
(昭和9)年2月、天来書房刊行。
 装幀は、広川松五郎。写真あり。

 (収録作品)
  「自序」「日本国民たることの幸ひ」「多数の青年男女は堅実である」「優勝者となれ」
  「すべて自己に立脚せよ」「青年の思想善導に就いて」「階級闘争の非」「我家の庭」
  「私の歌を作る心持」「家庭と好学の気風」「日本人の潔癖」「発音式仮名遣抗議」
  「筑波山と潮来」「歌の添削」「紙の花」「子供達の入学」「無用の冒険」「対牡丹記」
  「近畿の旅」「女子と恋愛の偏重」「勤労主義の教育」「北陸の雪」「」高きへ憧れる心」
  「九州の旅」「石井柏亭先生を祝ふ」「鰹」「命を削る」「蘇峰先生を祝ふ」「鶯」
  「四国遍路の記」「大衆の実行力」「法師温泉の記」「冬の礼讃」「鵞を愛する心」
  「真鶴、吉浜、湯河原」「国民と兇変」「中等教育と習字」「新しい母性愛」「北海道より」
  「心頭雑草」「国民振粛の時」「自殺に就いて」「女子の活動領域」「純文学の要求」
  「雨窓雑記」「女子の独立」