詩歌集
みだれ髪
(みだれがみ)
 第1歌集、短歌399首収録。
 1901
(明治34)年8月、東京新詩社・伊藤文友館刊行。
 初版の署名は「鳳昌子」となっている。
 「明星」を代表する歌集の一つ。
 その斬新な歌は、表紙絵とともに歌壇だけでなく、世間をあっと驚かせる。
 装幀は、藤島武二。


 (代表)
  夜の帳にささめき尽きし星の今を下界の人の鬢のほつれよ

小 扇
(さおうぎ)

 第2歌集、短歌259首収録。
 1904
(明治37)年1月、金尾文淵堂刊行。
 装幀は、藤島武二。

 (代表歌)

 
毒 草
(どくそう)
 第3詩歌文集、鉄幹と共著。晶子詩3篇、俳句6句、短歌77首、美文3篇収録。
 1904
(明治34)年5月、本郷書院刊行。
 圧倒的に鉄幹の作品が多い。 夫婦で共著を刊行するのは大変珍しい。
 上田敏・内海月杖序文、馬場弧蝶跋文。
 装幀・挿絵は、藤島武二。

 (代表歌)


恋 衣
(こいごろも)

 第4詩歌集、山川登美子、増田雅子と合著。晶子短歌148首・詩6篇、
 登美子短歌131首、雅子短歌114首収録。
 1905
(明治38)年1月、本郷書院刊行。
 装幀・挿絵は、中沢弘光。
 
 (代表歌)
 「君死にたまふこと勿れ」(詩)


舞 姫

(まいひめ)


 第5歌集、短歌302首収録。
 1906
(明治39)年1月、如山堂書店刊行。
 装幀・挿絵は、中沢弘光。

 (代表歌)


夢の華
(ゆめのはな)

 第6歌集、短歌307首収録。
 1906
(明治39)年9月、金尾文淵堂刊行。
 装幀は杉浦朝武、挿絵は中沢弘光。


 (代表歌)


常 夏
(とこなつ)

 第7歌集、374首収録。
 1908
(明治41)年7月、大倉書店刊行。
 装幀は中沢弘光、挿絵は岡田三郎助。

 (代表歌)


佐保姫
(さほひめ)

 第8歌集、514首収録。
 1909
(明治42)年5月、日吉丸書房刊行。
 装幀・挿絵は、和田英作。

 (代表歌)


春泥集
(しゅんでいしゅう)
 第9歌集、短歌613首収録。
 1911
(明治44)年1月、金尾文淵堂刊行。
 装幀は藤島武二、挿絵は中沢弘光。


 (代表歌)


青海波

(せいがいは)

 第10歌集、短歌535首収録。
 1912
(明治45)年1月、有朋館刊行。
 装幀は、藤島武二。

 (代表歌)


夏より秋へ

(なつよりあきへ)

 第11詩歌集、短歌767首・詩2篇収録。
 1914
(大正3)年1月、金尾文淵堂刊行。
 与謝野晶子自身の油絵も掲載。
 装幀・挿絵は、藤島武二。


 (代表歌)


さくら草

(さくらそう)

 第12詩歌集、短歌421首・詩34篇収録。
 1915
(大正4)年3月、東雲堂書店刊行。
装幀・挿絵は、有島生馬。

 (代表歌)


朱葉集

(しゅようしゅう)

 第13歌集、短歌532首収録。
 1916
(大正5)年1月、金尾文淵堂刊行。
 装幀は津田青楓、挿絵は中沢弘光。


 (代表歌)


舞ごろも
(まいごろも)

 第14詩歌集、短歌172首・詩58篇収録。
 1916
(大正5)年5月、天弦堂書房刊行。
 装幀は、橋口五葉。

 (代表歌)


晶子新集
(あきこしんしゅう)

 第15歌集、短歌410首収録。
 1917
(大正6)年2月、阿蘭陀書房刊行。
 装幀は、藤島武二。


 (代表歌)


火の鳥

(ひのとり)
 第16歌集、短歌599首収録。
 1919
(大正8)年8月、金尾文淵堂刊行。
 装幀・挿絵は、中沢弘光。


 (代表歌)


太陽と薔薇
(たいようとばら)

 第17歌集、短歌550首収録。
 1921
(大正10)年1月、アルス刊行。
 装幀は、山本鼎。


 (代表歌)


草の夢
(くさのゆめ)

 第18歌集、短歌517首収録。
 1922
(大正11)年9月、日本評論社刊行。
 装幀は、広川松五郎。

 (代表歌)


流星の道
(りゅうせいのみち)
 第19歌文集、短歌598首・随筆2篇収録。
 1924
(大正13)年5月、新潮社刊行。

 (代表歌)


瑠璃光

(るりこう)
 第20歌集、短歌529首、詩10篇収録。
 1925
(大正14)年1月、アルス刊行。
 装幀は、山本鼎。

 (代表歌)


心の遠景
(こころのえんけい)

 第21歌集、短歌1494首収録。晶子、最後の単独歌集。
 1928
(昭和3)年6月、日本評論社刊行。
 装幀は木下杢太郎、彫刻は伊上凡骨。

 (代表歌)


霧島の歌
(きりしまのうた)

 第22歌集、短歌350首収録。与謝野寛(鉄幹)との共著。
 1929
(昭和4)年12月、改造社刊行。
 装幀は、有島生馬。


 (代表歌)


満蒙遊記
(まんもうゆうき)

 第23歌文集、与謝野寛(鉄幹)との共著。
 1930
(昭和5)年5月、大阪屋号書店刊行。
 装幀は、正宗得三郎。


 (代表歌)


白桜集

(はくおうしゅう)

 遺稿集、短歌2423首収録。平野万里編。
 晶子没後の1942
(昭和17)年9月、改造社刊行。
 序文は高村光太郎・有島生馬、跋文は平野万里。
 昭和10年〜17年にかけて詠まれた歌を収録。
 口絵は、石井柏亭「病床写生」。


 (代表歌)